クルマをカッコよく撮ろう! | 定番レイアウト&アングル編②

 

みなさんこんにちは!

 

今回も「クルマをカッコよく撮ろう!」と題して、愛車の写真を撮影する際に知っておくと役に立つ情報をお届けします。

 

第1回第2回の内容を踏まえ、前回は定番のレイアウトおよびアングルを実例写真つきでご紹介いたしました。

 

今回は、前回にひきつづき実例写真を使用して定番レイアウトと定番アングルをご紹介いたします。

 

それではさっそくいってみましょう!

 

 

シンメトリー構図+正面アングル&真後ろアングル

 

クルマを撮るときにはやはり顔であるフロントマスクを大きく撮りたくなりますよね。その正面アングルと相性が良いのは、シンメトリー構図です。

 

シンメトリー、すなわち左右対称にピッタリと配置することでとても安定感のある整った雰囲気が出せます。

 

 

 

ただし、シンメトリー構図ではきっちりと水平を取れていないと途端に写真が台無しになってしまうため注意が必要です。

 

シンメトリー構図は、正面アングルはもちろん、リアアングルや全体を見下ろすアングルとも相性◎です。

 

 

 

このGolfの写真では、車体に加えてこれから装着されるホイール4本(TWS T66-GT)もぴったり左右対称に並べられているため、とても気持ちがいい絵になっていますね。

 

 

 

このフェラーリのように車体にストライプが入っていると、このような少し高い位置からの見下ろしアングルでシンメトリーな1枚を撮りたくなりますね!

 

繰り返しですが、いずれの場合も大事なのはきっちりと水平を取ることでです。大げさでなく、1°でもずれるととても残念な雰囲気になってしまいます。

 

一応1~2°程度のずれであれば、撮影後にPhotoshop等で十分修正可能ですが、大きくずれると修正後も違和感が残りますので、水平を意識して撮ることは忘れないようにしましょう!

 

ちなみに似た構図に日の丸構図というものもあります。読んで字の如く、日の丸のように被写体をど真ん中に配置する構図です。

 

上の例の黄色いフェラーリの画像なんかは、日の丸構図とも言えますね。上の例の1枚目(X-BOW)のように、左右対称かつ画面いっぱいに被写体を収めていればシンメトリー構図、3枚目(フェラーリ)のように被写体が画面中央に収まっていれば日の丸構図、という感じでしょうか。

 

いずれも、車の場合は正面や真後ろ、あるいは上からの見下ろしといったアングルと相性が良い構図です。

 

 

対角構図+斜めアングル

 

斜め前アングルよりも少し動きをつけた斜めアングルと相性が良いのは対角構図です。

 

対角構図は、画面内に被写体を斜めに配置することで、よりダイナミックな雰囲気や奥行き感を与えます。

 

 

必ず対角線でなくてはならないということはなく、画面手前から奥に斜めの線を引く、くらいの意識で問題ありません。

 

 

また、対角構図は斜め後ろアングルとの相性も◎です。

 

 

 

 

対角構図と3分割法の組み合わせ例もあります。

 

 

 

このフェアレディZの例では、見切りアングルで対角線上に車をおくことでダイナミックさを出しつつ、画面全体では3分割法に則り、2:1の割合で余白を残すことでバランスをとっています。

 

実は上のBMWも、車の前後は逆ですがよく似た構図であることがわかります。

 

 

3分割法+ホイールアップ

 

クルマの撮影といえばホイールアップのカットは外せませんよね!ホイールアップアングルでオススメな構図もやはり安心安定の3分割法です。

 

ホイール正面を大胆に切り取る場合も、

 

 

 

ステアリングを切ったホイールに目線を合わせて撮る場合も、

 

 

 

 

同じくステアリングを切ったホイールをローアングル(仰角)で撮る場合も、

 

 

 

はたまた、斜め上から見下ろしで撮る場合も

 

 

 

いずれのアングルでも、ホイールアップには適度な余白を活かしてメインの被写体=ホイールを引き立てる3分割法レイアウトがオススメです!

 

まとめ

 

今回は、定番レイアウト&アングル編②ということで、前回につづいて定番レイアウトと定番アングルの組み合わせをご紹介いたしました。

 

ここまで4回にわたって、構図決めの基本から、定番レイアウトと定番アングルの紹介までさせていただきました。

 

第1回でもお伝えしましたが、これまでの内容は基本的にカメラの種類を問わず当てはまるものです。ぜひ、これまでの内容を踏まえ、愛車の撮影にトライしてみてください。

 

今後も当ブログにて、ちょっとした撮影のコツやポイントをお伝えしていきますので、ぜひチェックしてみてください!

 

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